町の商店街に建つ古くて趣がある洋館建築。ここは大正7年に建造された個人医院の建物。2010年に梶高夫婦が保存と活用のために借り受け、リノベーションをスタート。2012年に町づくりの拠点「まるみデパート」としてオープン。カフェやナチュラルコスメなどの店舗営業や地域の取り組みについて情報交換できるイベントなどを開催している。町づくり会社(一社)みつぎさいこうの拠点でもある。
まるみデパートの「まるみ」とは御調町の旧町章の愛称のこと。写真の水色の旗にプリントされているものがそれだ。愛嬌のあるマークだったからか、大半の地元民(特に昭和世代)には「まるみ」で通用する。2005年(3月28日)の尾道市編入を期に「まるみマーク」は公式には使用されなくなっていたが、デザインが良いし活かさないのはもったいない!という想いから、これからの町づくりのシンボルとして復活させた。また「デパート」というネーミングには、町全体をデパートととらえ物だけじゃなく人も事もすべてを商品として発信していこう!という想いが込められている。
2016年2月から長期休業に入っていたが、2016年11月からシェアスペース機能を追加して再スタートきった。現在は月曜・火曜・土曜がオープン。もち肌化粧店も同日オープン。カフェはドリンクのみ提供している。