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しぶがき隊

2016年12月20日

御調町菅野地区では串柿・吊るし柿の生産が盛んに行われてきた。約350年前、浅野長晟が広島に入城し、地方産業振興のため、荒れ果てた菅野に柿の木の多いことを知り、これを加工して農家の収入を図ろうとしたことに始まったといわれている。菅野は町の東部に位置し大部分が山林で占められた地域。昭和30年に1700人を超えた人口は現在400人あまりまで減少。串柿の生産を行う農家も減少。そんな中、柿の価値が見直されはじめれいる。串柿・吊るし柿だけではなく、最近では健康食品になる『柿酢』や自然塗料・染料などに使える『柿渋』など柿の加工品が再び注目されはじめている。

広島の「カキ」は山にもある!? 御調の「柿」の再スタート!
私たち「みつぎさいこう」では、町内の各地域を歩いて、その地域にある魅力や課題を探るフィールドワークを行っています。その中で、いつも気になっていたものの1つに「柿」があります。昭和後期まで盛んだった串柿・吊るし柿生産ですが、最近では実がなったまま収穫されない木をよく見かけます。「もったいないな〜何とか柿を活かす方法はないだろうか」と考えていたところ、町内で柿の新しい加工品を生産している方や新たな活用をめざして頑張っている農家さんに出会うことができました。今回は第一弾として、菅野(前前後地区)で「尾道柿園」を立ち上げ柿の生産と商品開発に取り組む宗さん・後藤さんと一緒に、渋柿(青柿)の収穫と柿渋づくり体験を行いました。

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『しぶがき隊』〜青柿の収穫と柿渋づくり体験
「しぶがき隊」と言っても、80年代に大人気だったあのアイドルグループではありません(笑 「渋柿収穫」と聞くと「ちょっと地味だな…」と思う方も少なくないのでは…。青くて渋い柿を収穫する作業は、獲ってすぐに食べられる果物狩りとは違って「華やかさ」に欠ける感じがあります。「じゃあ名前だけでも楽しくしよう!」と思い、渋柿収穫隊の名前を『しぶがき隊』と名付け隊員募集を行いました。柿に触れ、みんなで柿の可能性を感じましょう!

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